ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

イワシとのつながり

[2010年4月1日]

ID:223

九十九里浜は、飯岡の刑部岬から太東岬まで、南北57.9キロメートルもあり、砂地の海岸です。砂地のはばは、200メートルもある弓の形をした海岸です。

そして、黒潮が九十九里の沖を通るため、水温や、塩分の濃さが、イワシの住むのに適しています。また、えさになるプランクトンも、たくさん繁殖しています。そのため、江戸時代からイワシがたくさんとれ、我が国第一のイワシの漁場でした。

かくれ岩のある飯岡などでは、八手網を使う漁法が発達しました。三川(飯岡町)から東浪見(一宮町)までの海岸は海底が平らで遠浅なので、浜近くの村々では、昔から地引網が発達しました。

海岸から2キロメートルも離れた貝塚からマイワシや、カタクチイワシなどの骨がみつけられている所をみると、大昔から漁獲が行われてたことがわかります。しかし、九十九里浜のイワシが、我が国で、最高の漁獲高をほこり、全国の漁獲高の三分の一をしめるようになったのは、そう昔のことではなく、江戸時代以降なのです。それ以前は、生活の上からも、産業としても、あまり、重要ではなかったのです。それが、江戸時代になって、盛んになったのは、イワシを肥料や食料として、たくさん求めるようになってきたからです。

肥料としては、イワシで作った干鰯(ほしか)しめかすが用いられましたが、干鰯は、イワシを砂浜で、天日でかわかして作りました。これは、江戸時代の始めから作られていましたが、盛んになったのは、江戸時代のなかごろからです。これらの干鰯は、江戸はもちろんのこと、東北地方や関西方面まで送られました。

お問い合わせ

九十九里町(法人番号 8000020124036)農林水産課農林水産係

電話: 0475-70-3171

ファックス: 0475-76-7934

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

お問い合わせフォーム


九十九里町(法人番号 8000020124036) 
〒283-0195 千葉県山武郡九十九里町片貝4099 電話: 0475(70)3100 ファックス: 0475(76)7934 

開庁時間:午前8時30分から午後5時15分(土曜・日曜、祝日および年末年始を除く)

Copyright (C) KUJUKURI All Rights Reserved.