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【防災】家具類の転倒防止対策等について

[2015年6月4日]

ID:2149

なぜ家具類の転倒・落下・移動防止対策が必要なのか

 近年発生した地震でけがをした原因を調べると、約30%~50%の人が、家具類の転倒、落下、移動によるものとされています。

 家具類の転倒、落下、移動は、直接当たってけがをするだけでなく、つまづいて転んだり、割れた食器やガラスを踏んだり、避難通路を塞いだりするなど、いろいろな危険があります。

 他にも、家具などがストーブなどに転倒、落下、移動して出火するなど、二次的な被害を引き起こす可能性があります。

 ご自身やご家族の負傷を防止し、避難する際の障害物の発生を防ぐため、家具類の転倒、落下、移動防止対策が非常に大切です。

地震による家具類の動きと被害

地震による家具類の動きと被害
 家具の転倒 〇周囲の人、物への被害
 〇避難通路の障害
 〇火器器具への転倒による火災発生
 落下 〇周囲の人、物への被害
 〇避難通路の障害
 〇火器器具上への落下による火災発生
 移動 〇周囲の人、物への被害
 〇避難通路の障害
 変形 〇収納物の移動、落下、破損
 収納物の落下 〇周囲の人への被害
 〇収容物の破損
 〇避難通路の障害
 〇収納物が火器器具上に落下することにより火災発生
 扉の開閉・落下 〇人への被害
 〇避難通路の障害
 引き出しの飛び出し 〇周囲の人、物への被害
 〇収容物の破損
 〇避難通路の障害

震度と揺れ方の状況

(気象庁ホームページより抜粋)

地震に対する家具類への対策

安全な家具の配置

 〇 避難通路、出入口周辺に転倒、移動しやすい家具類を置かないようにしましょう。

 〇 引き出しが飛び出すことで、つまづいてケガをしたり、避難の妨げになることがあるので、家具類を置く方向にも注意しましょう。

家の安全スペースをつくる

 〇 住居内で、なるべく物を置かない安全なスペースを作っておきましょう。

 〇 緊急地震速報を受けた場合等、安全なスペースに退避し、姿勢を低くして身の安全を図りましょう。

家庭用家具の転倒、落下、移動防止対策

壁に固定する場合

 〇 転倒、落下、移動防止対策の基本は、ネジによる固定です。その場合、家具を固定する対象は、壁下地の柱、間柱、胴縁等とします。

 〇 木ネジは長めのものを使用し、しっかりとねじ込みます。

 〇 上下2段式の家具など、やむを得ず積み重ねる場合は、金具などで連結します。

ポール式器具、ストッパー式器具の取付け

 〇 ポール式器具は、天井に十分な強度があることを確認し、家具両側の壁のできるだけ奥側に設置します。

 〇 ポール式器具は、奥行きのない家具や、天井との間隔が大きい場合には不向きです。

 〇 ストッパー式器具は、家具の端から端まで敷いてください。

落下防止対策

 〇 食器棚等は、揺れによって扉が開いた場合、収容物が散乱し、食器類の割れた破片などでけがをする危険があるため、扉解放防止器具を設置しましょう。

 〇 収容物の工夫については、重いものを下に置くことで、家具の重心を下げ、転倒しにくくなります。

 〇 つり下げ式照明等、大きく揺れることで天井に衝突し、落下する可能性があります。ワイヤー固定などで揺れを防止しましょう。

移動防止対策

 〇 日常的に動かす家具等については、移動時以外はキャスターロックをかけましょう。

 〇 定位置がある場合は、壁面や床面などに固定された着脱式のベルトなどでつなげましょう。

 〇 壁に接して配置することが困難な家具等については、床と家具等の接触部に粘着式の耐震マット等を設置しましょう。

お問い合わせ

九十九里町(法人番号 8000020124036)総務課防災対策係

電話: 0475-70-3153

ファックス: 0475-70-3188

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