大規模災害が発生した時、自宅や生活拠点に被害を受けた多くの人が長期に渡り、避難所において共同生活を営むことが予想されます。

　また、ライフラインが停止した不便な状況で慣れない共同生活を営むことは、容易ではありません。

　このような状況下において、避難所を円滑に運営するためには、行政のみならず、避難者自身が協力し主体的に避難所を運営する必要があります。

　このマニュアルは、避難者が自ら避難所を運営することを基本とし、運営組織や活動班の役割などを中心に避難所運営の円滑化を図ることを目的としています。

　なお、このマニュアルは、今後発生する災害の経験や各種計画の変更に合わせて、実行力のあるマニュアルとなるように、継続的に見直しを行うものとします。