お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、ほとんど自然に失われていきます。
そのため、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。その助けとなるのが予防接種です。
子どもは発育とともに外出の機会が多くなり、感染症にかかる可能性も高くなります。
予防接種に対する正しい理解のもとで、お子さんの健康にお役立てください。
定期予防接種にかかる費用は、町が負担します。
しかし予防接種は、町が費用を負担できる期限が決められており、その期限は種類によって異なります。
お子さんの体調に合わせて早めに接種しましょう。
九十九里町では、予防接種の種類によって、集団接種または個別接種で実施します。
なお、令和2年度より、接種機会を確保し、より受けやすい接種体制を確保するため、一部の予防接種を個別接種に変更しました。
対象のお子さんには、該当する予防接種について予診票を送付いたしますので、内容を確認し、予防接種について理解を深めたうえで接種をお願いします。
接種方法は、以下のとおりです。
★集団接種・・・町の保健センターで接種
日本脳炎、二種混合
※日程が変更になる場合があります。その際はホームページ等でお知らせいたします。
★個別接種・・・町内医療機関、または千葉県内定期予防接種相互乗り入れ制度協力医療機関(*)で接種
B型肝炎、ヒブ、小児用肺炎球菌、ロタ、四種混合、BCG、麻しん風しん、水痘
どこの医療機関で接種してよいかお困りの方は、健康福祉課健康指導係にご相談ください。
(*)千葉県内定期予防接種相互乗り入れ制度協力医療機関(千葉県医師会のホームページ)
スケジュールを参考に、お子さんの予防接種の予定を組んでみましょう。
※このスケジュールは、令和2年10月~の内容です。予防接種の内容は、国の指針によって変更がありますので、ご注意ください。
また、スケジュールに記載しているのは、あくまでも標準的な接種スケジュールですので、お子さんの体調に合わせて接種しましょう。
予防接種スケジュール(令和3年4月~版)
・お子さんの健康状態を正確に把握するため、日頃の健康状態をよく知る保護者の方が連れていきましょう。
・予診票は、お医者様への大切な情報です。記入もれのないようにしましょう。また、母子手帳も忘れずに持参しましょう。
・予防接種の通知や、「予防接種と子どもの健康」をよく読み、効果や副反応などを理解したうえで接種しましょう。
「予防接種と子どもの健康」は、お子さんの出生手続きの際に、健康指導係の窓口で配布しています。
・接種前は、お子さんの体調に気を配り、気になることはかかりつけの医師に相談し、体調のよい時に接種しましょう。
・接種当日は、激しい運動は避けてください。
・治療中のお子さんは、必ず主治医に予防接種を受けてよいか確認をお願いします。
・検温で、37.5度を超えている場合(検温は、接種会場で行います。)
・急性疾患にかかっている場合
・その他、医師が不適当と判断した場合
・激しい運動は避けましょう。
・接種したところが赤くなる、痛む、だるい、発熱、寒気などの症状がでることがあります。
著しく腫れがひどい場合や、高熱、ひきつけ、マヒ等の症状が起きたら、速やかに医師の診察を受けてください。
以下のいずれかに該当する方は、健康福祉課健康指導係にご相談ください。
・心臓血管系疾患等の基礎疾患や全身性発疹等のアレルギー症状のある場合
・「以前に予防接種を受けて副反応があった」などの理由で予防接種が受けられない方
日本脳炎・二種混合については、原則として、集団接種で実施しておりますが、以下のいずれかに該当する方は、「千葉県内定期予防接種相互乗り入れ制度」を利用して、医療機関で、町の費用負担を受けて予防接種をすることができます。
・九十九里町以外の市町村にかかりつけ医がいる方(中でも原則として、慢性的な病気などで通院しており、主治医の指導が必要な方)
・その他、里帰りなどやむを得ない理由で、九十九里町で接種を受けることが困難な方
お子さんの母子手帳とご印鑑をご持参のうえ、健康福祉課健康指導係の窓口にご来庁ください(日本脳炎と二種混合以外の予防接種は、申請不要です)
申請書をご記入いただき、その後、医療機関用の予診票を発行させていただきます。
予防接種法に基づく予防接種により疾病、障害、死亡等の健康被害を生じた場合には、町から被害者に対して予防接種健康被害救済制度による医療費、障害年金等の支給、救済を行います。
なお、救済制度の対象となる健康被害は、厚生労働大臣が予防接種との因果関係を認定したものに限ります。
九十九里町(法人番号 8000020124036)健康福祉課健康指導係
電話: 0475-70-3182
ファックス: 0475-76-7541
電話番号のかけ間違いにご注意ください!