・クビアカツヤカミキリは原産地は中国、朝鮮半島、ベトナム北部など
・体長は2.5cmから4cm、前胸部の背面が赤く体は光沢のある黒色なのが特徴
・成虫は6月から8月にかけて発生し、バラ科の樹木(サクラやウメ、モモ等)に卵を産み付ける
・産卵数は平均300個前後、最大1,000個以上で繁殖力が高い
平成30年1月15日付けで特定外来生物に指定されたため、原則として飼養等(飼養、保管、運搬)、輸入、譲渡し、放出等が禁止されています。
被害を防ぐためには、早期発見、早期駆除が重要です。
人に害はない昆虫ですが、バラ科の樹木(サクラやウメ、モモ等)に寄生し、幼虫が樹木内部を食い荒らし枯らしてしまうため、果樹に対しての農業被害や公園や街路樹では倒木などの被害が発生するおそれがあります。
クビアカツヤカミキリが寄生すると、幹や枝からうどん状の連なった形が特徴のフラス(糞と木くずが混ざったもの)が5月から9月頃に大量に排出されます。
幼虫は樹木の内部で2年から3年かけて成長し、樹木内部でサナギとなり成虫へ羽化した際に幹に細長い穴(脱出孔)をあけて出てきます。
クビアカツヤカミキリの成虫を見つけたり、クビアカツヤカミキリが寄生していると思われる樹木を発見した際は、すぐに千葉県生物多様性センター(043-265-3615)または、まちづくり課環境係(0475-70-3166)まで、ご連絡をお願いします。
また、成虫を捕まえた場合は、踏みつぶす、叩くなどにより、必ず、その場で駆除してください。(特定外来生物のため、生きた状態での持ち運びが禁止されています。)
九十九里町(法人番号 8000020124036)まちづくり課環境係
電話: 0475-70-3166
ファックス: 0475-76-7934
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