伝染性紅斑は、小児を中心にみられる流行性の発疹性の病気で、両頬がリンゴのように赤くなることから「リンゴ病」と呼ばれることもあります。
多くの場合、微熱やかぜの症状などがみられ、その後両頬に蝶の羽のような境界鮮明な赤い発疹が現れます。成人では、関節痛を伴う関節炎や頭痛などの症状が出ることもあり、過去に伝染性紅斑に感染したことがない女性が妊娠中に感染した場合は、胎児水腫等の重篤な状態や、流産のリスクとなる可能性もあります。
伝染性紅斑は、感染した人の咳のしぶき(飛沫)などを吸い込むことによる感染(飛沫感染)や、感染者と接触したりすることによる感染(接触感染)が知られています。手洗い等の基本的な感染対策をするとともに、かぜ症状のある方は咳エチケットを心掛けるようにしましょう。
九十九里町(法人番号 8000020124036)健康福祉課健康指導係
電話: 0475-70-3182
ファックス: 0475-76-7541
電話番号のかけ間違いにご注意ください!