認知症高齢者等やその家族への支援として、認知症高齢者等が外出後、行方が分からなくなった場合の早期発見や事故防止を目的として、「見守りあんしんシール」の配布しています。
道に迷っている高齢者等の衣服や持ち物などに貼られた見守りあんしんシールのQRコードを発見者がスマートフォンなどで読み取ると、インターネット上の伝言板が表示されます。
発見者によってQRコードが読み取られたり、伝言板への書き込みがあった際に、あらかじめ登録されたご家族等のメールアドレスに通知メールが瞬時に自動送信されます。
発見者と保護者は、伝言板を介することで、住所や電話番号などの個人情報を開示することなく、24時間直接やりとりを行えるため、発見から保護、家族への身元の受け渡しまでスムーズに行うことができます。
町内に在住している認知症高齢者等で、外出後、行方が分からなくなる恐れのある方(介護者や家族からの申請も可能です。)
※老人福祉施設等への入所または病院に長期入院されている方は対象となりません。
シールの種類 | 枚数 | 備考 |
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耐洗ラベル(アイロンシール) | 10枚 | 180℃のアイロンで衣服や帽子、持ち物等に圧着します。 |
蓄光シール | 10枚 | 反射材でできており夜道や暗い場所で発光します。靴や杖に貼付してください。 ※アイロンの使用不可 |
耐洗ラベル(アイロンシール)見本
蓄光シール 見本
初回配布は無料となりますが、紛失等や追加でシールを希望される場合は費用をご負担いただきます。
申請書等をご記入いただき、高齢者福祉課窓口へお申し込みください。
申請様式等
初回の申請時はこちらの様式をお使いください。
申請や登録情報に変更があった場合はこちらの様式を提出してください。
道に迷うなど、お困りの様子の高齢者を見かけたら、ご本人の正面から「何かお困りですか」「お手伝いしましょうか」などと短い言葉で優しく声をかけてください。もし、慌てていても、相手の言葉に耳を傾けて、おだやかな調子でゆっくりと接してください。
また、お困りの高齢者の衣服や所持品に見守りあんしんシールが貼られているかさり気なく確認し、身につけている場合は次の対応をお願いします。
なお、この対応を行うことで、発見者の電話番号やメールアドレスなどの個人情報が洩れることはありません。
また、必要に応じて、警察や消防(救急車要請)などへ通報してください。
QRコードの読み取りができない場合は、シールに記載されている登録番号を高齢福祉課へお伝えください。
町では、認知症サポーターキャラバン・メイト(認知症サポーター養成講座の講師役)が認知症サポーター養成講座を実施しています。講座を受けることで誰しもが認知症サポーターになることができます。
認知症サポーターは何かを特別にやってもらうものではなく、認知症を正しく理解してもらい、認知症の人やその家族を温かく見守る応援者になってもらいます。たとえば、友人や家族に養成講座で知った知識を伝える、認知症になった人や家族の気持ちの理解する、1人ひとりが自分のできる範囲で手助けをするなど、活動は人それぞれです。
認知症サポーターには認知症を支援する「目印」として、オレンジリング(ブレスレット)をお配りします。
オレンジの輪が広がる、やさしいまちづくりを目指していきましょう。
九十九里町(法人番号 8000020124036)健康福祉課高齢者福祉係
電話: 0475-70-3184
ファックス: 0475-76-7541
電話番号のかけ間違いにご注意ください!