今日の給食は、勝浦タンタンメンです。

　勝浦タンタンメンは、九十九里町よりずっと南にある勝浦市のご当地グルメです。

　よく食べられている担々麺と違い、勝浦タンタンメンは、辛いラー油で大量の玉ねぎと豚ひき肉を炒めて作られています。

　漁師さんや海女さんという海の仕事が多い勝浦市で、体を温める料理として食べられてきました。

　辛い食材の代表である唐辛子には、「カプサイシン」という成分が含まれています。

　カプサイシンは、寒い時期には体を温めてくれる働きがありますが、熱い時期にとると汗をかかせて、体温を下げてくれます。

　しかし、食べすぎると体調を崩すことがあるため、辛すぎるものをたくさん食べることはおすすめしません。

　給食では、辛い物が苦手な人でも食べられるように、辛さをおさえて作ってあります。